こんにちは、打刃物 定康です！
当店の製品にはすべてに鋼を使用し、『焼入れ』と言われる高温に熱した金属を急冷させる工程を行っています。
焼入れは刃物を造るうえでとても重要な作業となり、やり直しがきかないため前工程までしっかり行っていてもこの作業にミスがあればすべて台無しになってしまいます！
【↓写真は一体型牛刀の焼入れ作業。焼入れも様々ですがうちでは昔からの手法、松炭を使用】
また造る製品によって急冷させる方法、タイミングなども異なります。このような工程を経て鋼は非常に硬くなりますが、このままでは衝撃に弱く割れやすくなってしまいます。そこで焼き入れのあとに行うのが『合いを取る』工程になりますがそれについてはまた今度書きたいと思います！